絵本楽しみ隊フルーツパフェが子供たちとつくる明石の民話芝居

月1回の定例会に集まってくれる子供たち(幼児〜小学校6年生)に、明石の民話をもとにしたお話をペープサー トなどにして、
演じてもらっています。
脚本の基本は大人のスタッフが作りますが、人形づくりから大道具・小道具、ナレーションも子供たちの手でおこないます。
ときには子供たちを連れてきているお母さんも一緒になって・・・。
定例会会場のコミュニティセンターの発表会や、地域のお祭りなどで、発表してきました。
同じお話を、スタッフを替えて再演することもありますが、

これまでに取り組んだ作品は、「立石の井」「桜町の桜」「かにが坂」の3本です。


立石の井立石の井2「立 石の井」
明石市の林崎あたりに伝わる民話です。
お姫様に襲い掛かるオオダコに、
村びとや侍たちが立ち向かいます。
大人スタッフが作ったオオダコの足は、
釣竿などで動かします。
迫力ある舞台ができました。
言い伝えによると、退治されたオオダコは、
4つの石になってしまい、
その石が組み合わさってできたのが
「立石の井」と呼ばれる井戸だそうです。
その井戸は、林崎神社の参道の南東の
住宅街のなかに、いまもひっそりと残ります。



「立石の井」の場所はコチラ→

桜町の桜桜町の桜2「桜 町の桜」
明石駅の東南、アスピア明石のさらに南。
桜町という地名が残りますが、ここは、
昔の明石城のお濠端。
ここにあったうどん屋とキツネの物語です。
桜の木に花が咲く様を柔らかい布で
表現してくれました。
うどん屋さんに恩義を感じる化けギツネは、
明石を襲う大風から、お店を守ります。
いまも明石城のある明石公園内には、
キツネが棲んでいるそうで、隣接する
明石市民病院のスタッフによる目撃情報も
あるそうですよ。
「桜町の桜」こと白雲桜の場所はコチラ→
http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E134.59.56.4N34.38.35.7&ZM=12


かにが坂かにが坂2「か にが坂」
明石駅と西明石駅の中間、新駅計画のある辺り。
「和坂」という地名があり、坂があります。
この坂には、むかーし、坂の上にキツネが棲み、
坂の下の池にはカニが棲み、それぞれ旅人たちを
困らせていたそうです。
キツネとの勢力争いに勝利を収めた化け蟹は、
ますます悪さを働きます。
ここで登場するのが昔話のスーパーヒーロー、
弘法大師さま。
現在、坂の上にあるお寺には、カニを懲らしめる
弘法大師様の石像がありますし、坂の下の小さな
公園には「蟹塚」という小さな石柱が残ります。
「かにが坂」の場所はコチラ→
http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E134.58.40.1N34.39.12.8&ZM=11


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